現在主流となっているのは「ストレートワイヤー法」と呼ばれる既製のアーチワイヤーを装着する方法ですが、当クリニックでは「スタンダードエッジワイズ法」を駆使した歯科矯正治療を行っています。

　スタンダードエッジワイズ法とは、患者様一人ひとりの歯列にあわせて歯科医師が自らの手で一つ一つ丁寧にベンディング（ワイヤーを曲げる）し、歯の凹凸にフィットするようにアーチワイヤーをオーダーメイドします。複雑なループ等を設けることにより、効率的・効果的な歯牙移動を実現させることができる治療法です。しかしながら、通常はベンディングに時間がかかり、患者様一人ひとりの治療時間が長くなってしまいます。また、治療を行う歯科医師の技術力によって治療結果も大幅に変わる為、難易度の高い治療法となります。

　ストレートワイヤー法は1960年にスタンダードエッジワイズ法を発展させて誕生しました。術者である歯科医師の作業時間を大幅に短縮でき、歯科矯正治療の難易度を下げた（と錯覚させた）為、一気に普及し、今ではほとんどの歯科矯正クリニックが採用していることでしょう。

　スタンダードエッジワイズ法は確かにストレートワイヤー法より前から存在する、一般的には進化前の治療法なのでしょう。しかし、ストレートワイヤー法は歯科矯正治療法の最終進化形ではありませんでした。様々な弊害が存在し、患者様にとって十分な治療結果を提供できていないのが実情です。

　当クリニックの院長である嘉数は手間がかかるとされるスタンダードエッジワイズ法を採用することにより特許技術の治療法にたどり着きました。患者様一人ひとりとしっかりと向き合い、温故知新、患者様にとってより負担の少ない治療法の確立を目指しております。

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