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効率性を重視する現代社会において、ステンレス製ワイヤーを使った「ストレートワイヤー法」は矯正臨床では中心的となっていますが、
ステンレスワイヤーのような硬いワイヤーを使った矯正治療は過度な矯正力を生むため、患者さまに対し苦痛を伴わせます。
また、使用するワイヤーの長さは短いほど強くなります。裏側矯正(舌側矯正)の抱える問題点である「ボーイングエフェクト」は必ず起こるといわれています。裏側矯正は表側の時に比べワイヤーが更に短くなる為、より過度な強さの矯正力が発生し、前歯が想定よりも内側へ倒れこむからです。「ボーイングエフェクト」が生じてしまうと治療期間が長くなったり、治療の見た目も悪くなる傾向があります。
歯ならび矯正クリニックでは長年にわたり「痛みの軽減」と「裏側矯正の確立」の研究を行ってまいりました。
歯ならび矯正クリニックでは長年にわたり見えない矯正治療の弱点を克服する研究を行ってまいりました。
その結果、これらの現象をなるべく防ぐためのワイヤーの開発に成功いたしました。
本製品は、特に裏側矯正時に使用する「マッシュルームアーチ」を再現したもので、口腔内の形状にフィットする作りとなっています。柔軟性の高いフレキシブルワイヤーを使用し、多重ループスプリング部を設けることにより、アーチワイヤー全体を既存の物よりも長く使用することが可能となりました。また、多重ループスプリングによるバネ効果が発生し、適度な矯正力(弱い持続的な力)を加えることができます。
これらにより、
・治療中に伴う痛みを軽減でき
・治療期間の短縮が見込め
・「ボーイングエフェクト」の発生リスクを軽減
・金属アレルギーを有する患者に対しても施術が可能
といったメリットを生み出しました。
ゴムメタルは金属の高強度を保ちながらゴムのように柔らく、しなやかな性質をもつβ系チタン合金で、一般のチタン合金よりも錆びにくく、人体に有害な物質を含んでおらず、人体に優しい合金です(本品は歯列矯正用ワイヤーとして医療認可取得済み)
当院はJMOrtho社のGUMMETALのストレートタイプを使用してワイヤーを使用して作りあげています。
詳しい情報はこちらへ
>> https://www.jmortho.co.jp/product_note/996
特許技術「KR Spring」を使用した矯正治療「KR Dontics」は1989年発刊の「プロフィトの現代歯科矯正学」にも記載のある治療法を実現させるべく生まれた矯正治療法です。
加工技術が難しいとされ、一部の治療でのみ使用されているフレキシブルワイヤーを、温故知新、原点である「スタンダードエッジワイズ法」を用いて患者様一人一人のお口の状況・状態に合うようにワイヤーを曲げて制作するため、
表側矯正はもちろん、裏側矯正でも非常に有効な治療法となりました。
オーダーメイドの矯正について
>> https://www.hanarabikyousei.com/ordermade.html