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Orthodontist

フレキシブルワイヤー|基礎・臨床セミナー 概要動画

最新技術で、共に成長する。
あなたの専門性を活かせる
場所が
ここにあります

私たちは、常に最新技術を取り入れた治療で患者様に最適なサービスを提供しています。医療従事者として、あなたのスキルをさらに磨きながら、最前線の技術を学び、活かしていける環境がここにはあります。専門知識や経験を活かしながら、患者様に最高の治療を提供する仕事に誇りを感じていただけるはずです。私たちと共に、成長し続ける喜びを実感してください。

Patented Technology

特許取得技術 第6305666号 九州地方発明表彰 発明奨励賞 沖縄県発明協会 会長賞

「歯を動かす」その定義は「歯に外力を加えて動かしていく」
様々な装置が考案されていますが、この原理原則から逃れることは出来ません。
色々な装置がありますが三次元的に正確に歯を動かせる装置は
やはりワイヤーを使用した装置です。

しかし、ワイヤーを使用した矯正治療の欠点は「痛み」を伴うという点です。
なぜ「痛み」を伴うのか。「痛み」を薬を使用せず、弱くする方法はないか。

私は「ワイヤー」に着目して、30年前より研究開発を試みました。歯を優しく動かす方法の基本はワイヤーを長く使用するという方法が一般的です。しかし限られた「口腔内」ではワイヤーのデザイン自体が患者さんに「不快」を与える恐れがあり「限界」を感じる事に至りました。

もう一つの方法は「弾性高分子ワイヤー」を使用することです。「弾性高分子ワイヤー」とは、Niti系ワイヤー・TMA系ワイヤー・ゴムメタル等の柔らかいワイヤー(フレキシブルワイヤー)の総称です。ステンレス系のワイヤーに比べて「弱い力」を歯に伝えることができるのですが加工する(ワイヤーを曲げる)事は困難だと言われています。

また、近年注目されている「見えない矯正装置」(舌側矯正)は「弾性高分子ワイヤー」を使用するのが一般的ですが、舌側矯正特有の「ボーイングエフェクト現象」を防ぐ事は難しいと言われています。

私は長年の研究開発により「弾性高分子ワイヤーの加工技術」を開発することに成功いたしました。その技術は「特許」として認められ、令和元年度九州地方発明表彰で「発明奨励賞」をいただくことができました。
2021年には「KR Dontics」「KR Spring」として商標登録をいただきました。

KR Donticsは、KR Springを用いて「痛み」の少ない歯牙移動を実現しボーイングエフェクトを起こしにくい舌側矯正を提供いたします。

KR Spring

本製品は、特に裏側矯正時に使用する「マッシュルームアーチ」を再現したもので、口腔内の形状にフィットする作りとなっています。柔軟性の高いフレキシブルワイヤーを使用し、多重ループスプリング部を設けることにより、アーチワイヤー全体を既存の物よりも長く使用することが可能となりました。

また、多重ループスプリングによるバネ効果が発生し、適度な矯正力(弱い持続的な力)を加えることができます。これらにより、以下のメリットを生み出しました。

  • Advanteges 01

    治療中に伴う
    痛みを軽減

  • Advanteges 02

    治療期間の短縮が
    見込める

  • Advanteges 03

    「ボーイングエフェクト」
    の発生リスクを軽減

  • Advanteges 04

    金属アレルギーを有する
    患者様も施術が可能

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KR Dontics

特許技術「KR Spring」を使用した矯正治療「KR Dontics」は1989年発刊の「プロフィトの現代歯科矯正学」にも記載のある治療法を実現させるべく生まれた矯正治療法です。

加工技術が難しいとされ、一部の治療でのみ使用されているフレキシブルワイヤーを、温故知新、原点である「スタンダードエッジワイズ法」を用いて患者様一人一人のお口の状況・状態に合うようにワイヤーを曲げて制作するため、表側矯正はもちろん、裏側矯正でも非常に有効な治療法となりました。

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